機能性表示食品は何件ある?
消費者庁に届け出られた件数は全11,207件です。ただしこれは撤回済みを含む、これまでに届け出られた総数です。届出情報で「販売中」となっているのは3,367件で、全体の30.0%にあたります。届出の数と、いま買える製品の数は同じではありません。
「機能性表示食品は1万件を超えている」という言い方をよく見ますが、その数字は過去に届け出られたすべてを指しています。棚に並んでいる数ではありません。3件に1件だけが、いま売られている計算です。
出典:消費者庁「機能性表示食品 届出情報検索データベース」(2026年7月22日時点・11,207件)。販売状況は届出者が報告した内容です。
残りはどうなっている?
撤回されて販売休止中になったものが4,798件で最も多く、全体の42.8%を占めます。届出が撤回されていないのに販売休止中となっているものが2,097件(18.7%)あります。販売状況が記載なしのものは、撤回済みと現行を合わせて945件です。すべて足すと11,207件になります。
| 届出の状態 | 販売状況 | 件数 | 割合 |
| 撤回済み | 販売休止中 | 4,798件 | 42.8% |
| 現行 | 販売中 | 3,364件 | 30.0% |
| 現行 | 販売休止中 | 2,097件 | 18.7% |
| 現行 | 記載なし | 778件 | 6.9% |
| 撤回済み | 記載なし | 167件 | 1.5% |
| 撤回済み | 販売中 | 3件 | 0.0% |
SuppNestが届出データベースを数えると、11,207件のうち撤回済みが4,968件(44.3%)、現行6,239件のうち「販売中」と報告されているのは3,364件でした(2026年8月13日時点)。届出番号で検索して見つかっても、その製品がいま買えるとは限りません。
出典:同上。割合は11,207件に対するものです。「販売中」は現行3,364件と撤回済み3件を合わせて3,367件になります。
いちばん多いのは「撤回されて、販売も休止している」組み合わせです。届出を取り下げるときに販売も終えている、という自然な形です。撤回の理由はデータベースに書かれておらず、終売やリニューアルによるものも含まれます。
届出が撤回された製品は、もう売られていない?
ほとんど売られていません。撤回済みの4,968件のうち、届出情報で「販売中」となっているのは3件だけで、割合にすると0.1%です。この3件に大手メーカーの製品は含まれていませんでした。撤回された届出は、おおむね販売の終了と同時に処理されています。
ここは心配しなくてよい部分です。「届出が取り下げられた製品が棚に残り続けている」という状況は、数のうえでは起きていません。撤回と販売終了は、実際にはほぼ同時に動いています。
出典:同上。3件の届出番号はI553・G565・F29で、いずれも撤回日は2026年4月28日です。販売状況は届出者の報告によります。
「届出がある」と「いま買える」は何が違う?
届出は過去に受理された記録で、販売状況はいまの状態です。届出が撤回されていなくても販売休止中の製品は2,097件あります。検索して届出情報が出てきても、その製品が店頭やネットで買えるとは限りません。買えるかどうかは、届出の有無ではなく販売状況の欄で確かめます。
探している製品が見つからないとき、原因は品切れとは限りません。すでに販売が終わっていて、届出情報だけが残っていることがあります。届出情報は取り下げない限り公開され続けるため、検索結果には出てきます。
販売状況は誰が決めている?
届出者である事業者が消費者庁に報告した内容です。国が店頭を調べて記録しているものではありません。報告のタイミングによっては、実際の状況とずれることがあります。数字を読むときは、事業者の自己申告であることを踏まえてください。機能性表示食品は届出制で、国が個別に審査する仕組みではありません。
トクホと機能性表示食品の違いについては「機能性表示食品」は国が審査したものではありませんにまとめています。制度の成り立ちを知っておくと、販売状況の欄がどこまで信用できる数字なのかも見当がつきます。
飲んでいる製品の届出は生きている?
パッケージの届出番号を消費者庁のデータベースで引くと確かめられます。見るのは2か所で、撤回日が入っていないかと、販売状況が販売中になっているかです。撤回されていれば、その機能の表示はもう届出に裏づけられていません。番号はアルファベットと数字の組み合わせです。
- パッケージで届出番号を探す。
「機能性表示食品」の表示や栄養成分表示の近くにあります。
- 撤回されていないか見る。
撤回日が入っていれば、その届出は取り下げられています。
- 販売状況を見る。
販売中か販売休止中かで、いま流通しているかの目安になります。
製品から調べるページでは、収録している届出について撤回の有無と販売状況をまとめています。番号を手で入れなくても読めます。
調べた結果、届出は生きていて販売中だった、という場合がほとんどです。それで終わりで、何も問題ありません。ただ届出は動きます。飲んでいるものを登録しておけば、撤回や販売休止が出たときに気づける形になります。
機能性表示食品は何件ありますか?
消費者庁に届け出られた件数は11,207件です。ただしこれは撤回済みを含む、これまでに届け出られた総数です。届出情報で「販売中」となっているのは3,367件で、全体の30.0%にあたります。届出の数と、いま買える製品の数は同じではありません。
残りの製品はどうなっているのですか?
撤回されて販売休止中になったものが4,798件で最も多く、全体の42.8%を占めます。届出は撤回されていないのに販売休止中となっているものが2,097件(18.7%)、販売状況が記載されていないものが945件あります。合計すると11,207件になります。
届出が撤回された製品は、もう売られていないのですか?
ほとんど売られていません。撤回済みの4,968件のうち「販売中」は3件で、割合にすると0.1%です。その3件は届出番号I553・G565・F29で、いずれも2026年4月28日に撤回されています。届出者はいずれも大手メーカーではありません。
「届出がある」と「いま買える」は何が違いますか?
届出は過去に受理された記録で、販売状況はいまの状態です。届出が撤回されていなくても販売休止中の製品は2,097件あります。検索して届出情報が出てきても、その製品が店頭やネットで買えるとは限りません。買えるかどうかは販売状況の欄で確かめます。
販売状況は誰が決めているのですか?
届出者である事業者が消費者庁に報告した内容です。国が店頭を調べて記録しているものではありません。報告のタイミングによって実際の状況とずれることがあります。数字を読むときは、事業者の自己申告であることを踏まえてください。
出典
- 消費者庁「機能性表示食品 届出情報検索データベース」(2026年7月22日時点・全11,207件)。撤回の有無・販売状況は届出者が報告した内容です。
- 数え方は引用についてに記載しています。
本記事は情報提供であり、診断・治療・予防を目的とするものではありません。持病のある方・服薬中の方は医師または薬剤師にご相談ください。