タンパク質は1日どれくらい摂ればいい?
推奨量は成人男性65g・女性50g/日で、運動する人は体重1kgあたり1.2〜2.0gが目安です。
厚生労働省は、健康維持のためのタンパク質推奨量を成人男性65g・女性50g/日としています。これは「不足しないための量」です。一方、筋トレなどで筋肉を増やしたい人には、国際的なスポーツ栄養の目安として体重1kgあたり1.2〜2.0gがよく挙げられます(目的・トレーニング量で幅)。
| 目的 | 目安 | 出典 |
| 健康維持(成人男性) | 65g/日 | 厚労省 2020年版 |
| 健康維持(成人女性) | 50g/日 | 厚労省 2020年版 |
| 運動・筋肉づくり | 体重×1.2〜2.0g/日 | ISSN等の一般的目安 |
※ 運動時の値は目的・強度により幅があり、「目安」です。腎臓の持病がある方は医師の指示に従ってください。
計算例:体重70kgで運動する人の1日
体重×係数で必要量を出し、食事分を引いた残りをプロテインで補います。
体重70kgで運動する人の1日(例・g)
- 食事から80g
- 不足分(プロテインで補う)32g
- 1日の目標(70kg×1.6g)112g
体重・活動量により必要量は変わります。目安の出典:ISSN等の一般的目安。
このように、プロテインは「不足の32gを埋める道具」であって、食事を置き換えるものではありません。粉の量ではなく、その中の「タンパク質として何g」で数えます。
すぐ使える1行ルール:まず体重×係数で目標を出し、食事で摂れている分を引く。残りを1回20〜30gで分けて補う。粉のスプーン量でなく「タンパク質として◯g」で数える。
プロテインを飲みすぎるとどうなる?
腎臓が健康な人では通常大きな問題は少ないとされますが、カロリー過多やおなかの不調につながることはあります。
タンパク質を多めに摂ること自体は、腎臓が健康な人では通常問題になりにくいとされています。ただし、腎臓の持病がある人は医師の指示が必要です。また、プロテインもカロリーがあるため、飲みすぎればエネルギーの摂りすぎになりますし、乳糖が合わない人はおなかがゆるくなることもあります。目安量を大きく超え続ける必要は、多くの人にはありません。
どう飲めばいい?(3段階)
まず食事、次に不足分、最後にタイミングの順で考えます。
- 食事で足りているか
推奨量(男65g/女50g)や体重×係数を、まず食事で満たせているか見る。
- 不足分を補う
足りない分だけを、1回20〜30gを目安に分けて補う。
- タイミングは合計の次
運動後にこだわるより、1日の合計を満たすことを優先する。
プロテインも他のサプリと同じく、「意味ない」と言われる4つの理由(足りている/重複/有効量/期待)に当てはめて考えると失敗しにくいです。
正直に言うと:多くの人は「足りない」より「数えていない」だけ
プロテインが要るかどうかは、飲む前に自分のタンパク質量を一度数えれば、たいてい答えが出ます。
「筋肉のために」と何となくプロテインを足す人は多いですが、実際には食事のタンパク質を一度も数えたことがないケースがほとんどです。数えてみると、足りている人は追加不要、足りない人は「どの食事で足りないか」まで見える。派手な製品選びの前に、まず1日を数える——これが最も費用対効果の高い一歩です。
本記事は情報提供であり、診断・治療・予防を目的とするものではありません。腎臓の持病がある方、妊娠中の方、服薬中の方は医師・薬剤師にご相談ください。
SuppNestでできること
1日あたりの費用・用量・コスパ・品質シグナルを製品ごとに分解して表示する画面
SuppNest は、飲んでいるサプリ・プロテインを登録すると、タンパク質としての摂取を見える化し、他の栄養との重複や費用もまとめます。粉の量でなく中身で判断でき、まだ足りない基礎栄養の中立な提示にも対応します。数字は偽らず、確認できないものは「データ不足」と正直に示します。
よくある質問
タンパク質は1日どれくらい摂ればいいですか?
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、タンパク質の推奨量は成人男性で1日65g、女性で50gです。運動して筋肉を増やしたい人は、国際的な目安として体重1kgあたり1.2〜2.0g程度が挙げられます。まず食事から摂り、不足分をプロテインで補うのが基本です。
プロテインは1回どれくらい飲めばいいですか?
1回あたり20〜30g程度を目安に、1日の不足分を数回に分けて摂るのが一般的な目安です。一度に大量に摂るより、食事とあわせて分けたほうが、体は使いやすいとされています。製品によりタンパク質含有量が違うので、粉の量でなく「タンパク質として◯g」で見ます。
プロテインを飲みすぎるとどうなりますか?
腎臓が健康な人では、通常の範囲でタンパク質を多めに摂っても大きな問題は少ないとされます。ただし、腎臓の持病がある人は医師の指示が必要です。また、プロテインの飲みすぎでカロリー過多になったり、おなかがゆるくなる(乳糖不耐など)こともあります。目安量を大きく超え続ける必要は多くありません。
プロテインを飲むタイミングはいつがいいですか?
決定的な唯一のタイミングはありません。運動後に摂る人が多いですが、1日の合計量を満たすことのほうが重要とされています。朝食のタンパク質が不足しがちな人は朝に足す、間食を置き換えるなど、自分の不足を埋める形で分けて摂るのが実用的です。
運動していなくてもプロテインを飲んでいいですか?
運動していなくても、食事でタンパク質が不足しがちな人(少食・高齢・忙しくて食事が偏る等)には、プロテインが不足を補う手段になります。逆に、食事で推奨量を満たせている人が追加しても、余分はエネルギーとして扱われるだけのことが多く、必須ではありません。
食事だけで十分なら、プロテインは要らないですか?
はい。肉・魚・卵・大豆・乳製品などから1日の推奨量を満たせているなら、プロテインは必須ではありません。プロテインはあくまで、食事で足りない分を手軽に補うための食品です。まず食事の量を見積もり、足りない分だけを補うのが無駄のない使い方です。
出典
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」たんぱく質(推奨量)。
- 国際スポーツ栄養学会(ISSN)等の、運動時のタンパク質摂取に関する一般的目安。
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